「そしじ」が造語であると言える根拠について。ネット上で「そしじ」が確認された記事まとめ

そしじについて

近年ネット上では、

「”そしじ”は昔からあった」「GHQに消された」

と言われていることがほとんどだが、”そしじ”の発言に関する起源を辿っていくと造語創作文字という発言に行き着く。

このような発言が何十年も前にされている事実は無視できない。

そのような発言があった記事やサイトをまとめていく。

そしじに関する最初の発言

2006年

ネット上で確認された情報で最も古いものが、2006年8月に投稿されたこちらのブログだ。

「この字は実在する字ではありません。あくまでも造語というか作られたものです。」

と発言している。

自身(英隆氏)が作った文字なのか、もしくは他の誰かが作った文字なのかはわからない。

だが、”作られたもの”という発言に若干の違和感がある。どこか他人事のように感じる。もし自身で作った文字ならば、「作ったものです」と発言するのではないだろうか。

あくまで考察であり、何とも言えないが、造語であることは間違いないだろう。

そしじは造語であると発言した記事

ネット上で、”そしじ”について発言があったものを、時系列順に紹介する。

2007年

2006年に”そしじ”について発言した、直感アーティスト.comの運営者、英隆氏が揮毫展にて作品を出品。

この作品の説明欄にて、

「これは造字でありますが、文字自体がパワーが在りますので、これを飾ることで部屋、家全体の気が変わります。」

との説明がある。

2009年

にんげんクラブのウィークリーレポートにて

宗・主・神という文字の合成語で、にんげんクラブ会報誌2009年3月号のP2に佐藤先生と一緒に写真に写っている創作文字です。」

との発言がある。

2010年

2009年同様、にんげんクラブのウィークリーレポートにて

「”そしじ”(宗、主、神を合わせた造語で個の持っている存在意義、人間なら生まれてきた役割や天命、企業なら創業原点や企業理念等にあたる一番大事な概念)」

といった説明がある。

これを最後にネット上でそしじに関する情報はしばらく出回っていない。

2010年以降は、ツイッター(現X)で、そしじに関する画像や単語のみを発信している人が若干いたくらいである。

前回の記事でも紹介したように、「昔からあった」と言う発言が突如、2021年ごろから出回り始めたのだ。

どんな実験においても時系列は大切であり、記録があるものには信憑性がある。

それと同様に、突然発現したものよりも、昔から言われている情報の方が、信憑性がある。

今まで何十年と信じて疑わなかった、豊臣秀吉が建設したとされていた大阪城。
近年、豊臣秀吉の時代に建設された城(本物の大阪城)が、現大阪城の下に埋まっていることを発見したのだ。このように、言い伝えられたこと全てが真実とは限らない。現在の情報を鵜呑みにするのではなく、少しでも疑い、真実を追求することも大切だ。

少し話が脱線したが、最初に発言した人が『造語・造字』といっているのだから、古い辞典や書物から”そしじ”に関する情報が見つからない限り、”そしじ”は造語である。

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